忍者ブログ
格闘技、その他スポーツ、映画、ゲームなど気になるコト、モノを取り上げていきます。
[31] [30] [29] [28] [26] [25] [24] [23] [22] [21] [20]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

c6a995a4jpeg

 

 

 

 

 

陳腐な表現になってしまうけれど、スポーツイベントには“神が降りる瞬間”があると思っている。
観客は熱に浮かされたようになり、選手もファンの声援に背中を押される。
そうすることで、選手は通常ではとても出来ないプレーにトライし、不思議なことに成功してしまうことがある。
かつてラグビー・東芝の冨岡キャプテンも「そういうことがある」と言っていた。
よく優勝した選手が「ファンのおかげ」と優等生的なコメントをすることがあるけれど、これは一面の真理を含んだ言葉なのだろう。

さて、そんな“スポーツの神”が降りたのは、東京ドームで行われた「X-TRAIL JAM in TOKYO DOME」。
大会2日目の今日は、ストレートジャンプだ。

人気blogランキングへ


最初に行われたのは日本人予選。
ここでまず、神降臨への足がかりは作られた。

これまでに日本人予選は、悪く言ってしまえば招待ライダーが来るまでの“前座”。
予選が終わって外国勢が紹介ジャンプを飛ぶと、「やっぱ外人スゲエ!」という声が聞こえてくるのが恒例だったのだ。

そんな雰囲気を、32歳・平岡暁史がぶち壊した。
彼が繰り出したトリックは、かつてトラビス・ライスが優勝をもぎ取ったトリック、ダブルバックフリップ。
それを平岡が、完璧にメイクしたのだ。

なんたって、予選ですよ予選。
会場はいきなり大爆発。
「スゲエ!」というより、「マジかよ!!」の比率が高いどよめきがドームに響き渡った。

まるで、この先のとんでもない出来事に号砲を鳴らしたかのような平岡は、まだまだ爆発が続く。なんと本選でもトップスコアで通過を果たす大健闘。鈴木伯や中井孝治に期待が集まる中、ベテランがひとり気を吐いた。

これを見て負けられないのが外国勢。
ジャムセッションでは昨日優勝したショーン・ホワイトをはじめ、ライダーたちは当たり前のように1080やダブルバックフリップ、さらにはワンフットまでメイクする。
なんと1本目は8人全員成功というすさまじい幕開けとなったジャムセッションは、今まで見た中でも最高レベル。会場もホントに凄い熱気になってました。

狂乱のジャムセッションを終え、スーパーファイナルに残ったのはショーン・ホワイトとマシュー・クレペル、そしてトラビス・ライス。

ここまできたら、誰が勝ってもいい。とにかく凄いモノを見せてくれ。そんなムードで始まったスーパーファイナルもまた最高の展開だった。

1人目、トラビス失敗。
2人目、ショーン失敗。
3人目のクレペル、1080をメイク。340点のハイスコアをマークする。

追い込まれたUSの2人は、ものすごいプレッシャーの中で2本目のチャレンジ。
重圧を吹き飛ばし、神に魅入られた男はトラビス・ライスだった。

ダブルバックフリップ+180(※←は1本目のトライでした。2本目は「FSダブルコーク1080」だそうです)。

ボキャブラリーが少なくて申し訳ないけれど、「ものすごい」としか言いようがないトリック。
初参戦の時といい、本当に東京ドームはトラビス・ライスが好きらしい。

続くショーン、クレペルは、1260にトライしたものの失敗に終わった。

結果は問答無用。ストレートジャンプはトラビス・ライスが優勝した。

本当に、今年のX-TRAIL JAM in TOKYO DOME」は大成功。
これだけ凄いと、来年が大丈夫かどうか逆に心配になってしまうぐらい最高でした。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
無題
アキ君には、まじ感動しましたね!!
トラビスは、アスターパーティで大暴れしてたみたい。ww
おや 2006/12/13(Wed)12:06:15 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
IKE
性別:
男性
職業:
C級編集者
ACCESS
アクセス解析
最新TB
http://www.doramix.com/rank/
AMAZON注目商品!!
忍者ブログ [PR]