2006/11/28 (Tue) ホンマンただいま銭闘中？

今週2日に迫ったK-1 WORLD GP2006決勝。
トーナメント出場選手は大会に向けて最後の調整を行っているなか、韓国の巨人チェ・ホンマンは銭闘態勢に入っている模様。
リザーブファイトでセフォーと対戦が決まっていたホンマンだが、太もも負傷のため欠場。血腫の除去手術を行い、約2週間で完治すると発表されたのだ。

しかし、そんな“発表”がされた直後、中央日報でホンマンの契約問題が報道された。ささやかれる要求内容は、なんと1年で5億円前後だという。

大みそかが近づくと、必ず出てくるこんな話。一部では“移籍説”もうわさされているが、あまりにこれは飛躍しすぎているだろう。

確かにイメージ的に「大みそか＝サプライズ」が定着しているけれども、両イベントとも2003年のアレの二の舞だけは避けたいはず。今年は選手の引き抜き合戦はありませんよ、たぶん。

K-1としては、谷Pも言っているように「今年一番の成長株」であるホンマンをみすみす逃す手はない。今後の世界戦略において、アジア方面のキーパーソンであることは間違いないからだ。
一方のホンマン自身も、そのあたりは自覚しているはず。あえて総合転向などというリスクを負う必要はない。再契約前提で、攻防戦を繰り広げているのだろう。

どうしても格闘技系の契約話は2大プロモーションのライバル関係にまとめられてしまいがちだが、期待するほど面白い、というかスキャンダラスな話はなかなかないもんです。

いや、ないこたあないか…。