2007/01/11 (Thu) 格闘技メディアの真価は…

秋山vs桜庭問題が格闘技メディアを巻き込んで、根本的な業界の姿勢を問われる事態に発展しそうだ。

皮肉なことに、最初に問題提起をしたのはプロモーションとの“利害関係”とはほぼ無縁のターザン山本氏。

試合翌日のスポーツ新聞はほぼスルーで、わずかに行間で「疑問」を匂わせるにとどまっていた。

ところがグローブ問題も浮上してからは専門誌やWEB媒体も取り上げるようになり、これまでのように「黙殺していれば世間も忘れるだろう」というムードは薄れてきた。

メディアは何かしら、スタンスを表明しなければマズい状態になってしまったのだ。

そんな中、今日にはFEGによる報告会見が行われる予定だという。

旧来の“関係性”をブチ壊すような報道をするところが出てくるのであれば、格闘技メディアには「ジャーナリズム」が残っていたと言えるのだけれど…。

なにはともあれ、明日に期待だ。

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