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「UFC.67 ALL OR NOTHING」2月3日（土）
○ミルコ・クロコップvsエディ・サンチェズ
[1R4分33秒 TKO]
ミルコが素晴らしいUFCデビューを飾った。
PRIDEのテーマで入場するという粋な演出でオクタゴンに現れたミルコは、初参戦のプレッシャーを微塵も感じさせない試合ぶりでエディ・サンチェズを文字通り一蹴した。
勝負を決めたのは、かつてサップを戦意喪失させた左ストレート。
総合無敗のサンチェズが怯えてオクタゴンを逃げ回るシーンは、ミルコ上陸の衝撃度をより一層引き立たせた。
そして印象的だったのが、完全にUFCをナメ切っているようなミルコの姿。
本当に3試合でタイトルを獲ってしまうんじゃないかと思わせるふてぶてしさは、日本のファンにとっては頼もしい限りだ。
そして最近気になったもう１試合。
「K-1 WORLD MAX 2007～日本代表決定トーナメント～」2月5日
○アンディ・オロゴンvs小比類巻貴之
[延長R判定 3－0]
WOWOWでミルコの試合が放映された2月5日には、K-1 MAXで小比類巻がアンディ・オロゴンに敗れる醜態を晒した。
試合後に骨折していたことを告白したけれど、アンディに対して攻められないとは･･･。
コヒは魔裟斗に負けて「次はぶっ殺す」と言い放ったあたりから様子がおかしい人だとは思っていたけれど、今回は試合前の映像から試合後インタビューまでの流れが完璧に「だめな人」のそれだった。
この負けで「コヒは終わった」と思っている人も多そうだけれど、これまでいろんなダメっぷりを見せつけてきた彼のことだ。
何事もなかったように4月はリザーブファイトあたりで出ているような気がする。